実は知り合いに、お坊さんがおられます。(私は信仰してませんし無宗教ですが)
このTibet関連に関するこの方のスタンスはどうなんだろうと、
このTorch Relayの騒ぎを見ててずっと気になってました。
この方は日本ではまぁそこそこ有名な活動団体の中に名前を連ねていまして、
本来人権に関する部分では、声を挙げてもおかしくない立場を表明している方なんですね。
ですから、人権問題であるこの事実を知らないわけはないのです。
ところが、何らこの方々側からのアクションが起きないことで、
日本ではネットでもかなり槍玉にあげられています。
また世界は、人権問題であるにも関わらず、反中、親中 "Pro-xx" という単語が飛び交っていますが、
Pro- なんてどうでもいいことですし、現場で被害を受けている方々にとっては
そういう話ではないはずなのですが。"Human Rights" の 話ですからね。
"Pro-"とかになってることで、保守系の方々の論壇/世論に傾きかけてる論調は確かにありますが、
だからこそ、そうではないと"Human Rights"なんだと声をあげていただきたいとは思うのですがね。
まぁ、そういうわけで、この方がどういうスタンスなのかと思っていました。
会う機会がありまして、まぁワタクシずけずけと、今の潮流について、意見を問うてみたのですが、
返って来た返事は "既存の宗教はネットのようなもんには動かない" とのことで。
まぁ、そうでしょう。そうでしょうね。
で、この世界的ムーブメントについての、彼の立ち位置は、どうやら、
"一過性のブームで、今は熱くてもすぐ冷めてしまうものだ"と思っておられるようです。
一応、いやそれは違う、ムーブメントになってる渦中の人は、
中国にも、チベットにも、両方に友人のいる人で、その人として気持ちがストレートに
私たちに伝わった人なんだよと、普通の運動/活動なんかには全く興味のない人々が、
いてもたってもいられなくて(私もそういう人間の一人)、動き出したんだよ、
そういう話なんだよとは伝えましたが、どうにもどこかで話をかわそうとするスタンスを感じまして。
ただ、彼らのような、古くて伝統の世界に雁字搦めの文化/宗教 の立場の中の人々は
最新最先端の流行/技術とかの場所とは、無縁にあります。
ですからね、ネットのムーブメントというのには、確かに世情に疎いところはあります。
それはもぉ~しょうがない。彼らが情報に疎いというのは、責められるべきことではありません。
また、ネットの世界も、また全世界のたった一部の人間が扱える恩恵のもとにあることも否定しませんので、
ネットというツールで流れる情報が、全体の一部の意見/情報でしかないことも、否めません。
まぁそういうわけで、さらに今の日本のメディアの流す情報は制限がされていることもあるので、
ネットはしないわ、ニュースは制限されて流れないわ、彼らの現状では、
当然!「視界の外」にこれらの出来事があってもおかしくはないのですね。
しょうがないっていえば、しょうがないんですけど。
それでもいくつかの勇気ある既存の伝統宗教団体は、世界に向けて、地味ながら声を発しました。
善光寺 zenkouji はその一つですが。
ネットは確かに一部の人間の扱えるツールであるとは思うのですが、
私は、ネットに住むものとして、その情報の伝達速度は、制御する速度を遥かに上回ることを知っているし、
たとえそれがその情報の利益を被る人にとって、有利なものだから、流されているとしても!
やはり、その現場にいる人の生の叫びが伝わる「起爆力」のある情報を無視するわけにはいきません。
先日聞いたi-morelyのアリ@FreeTibetさんのインタビューの内容は、
情報として物凄く破壊力のある"起爆剤"であるリアルを身に感じました。
まぁ日本における既存の宗教というのは、各国の宗教とは全く違い、正直、形骸化した
生の情報が飛び交う場としての、リアルな感覚を持っていません
(3-400年ほど前までは神社仏閣はそのコミュニティの情報収集できる権威と影響力もってる場でしたが
今はとてもじゃないですけれど、そういう場では全くありません。)
信仰する人間の裾野が狭くなってる/減ってるのが現実で、
むしろリアルな感覚を持ってる宗教というのは、
その場の集金能力wを持つカルトや新興宗教のようなもの方が持っているかもしれません(苦笑)。
(つらい人ほど逃避し、駆け込みますからね。)
さて、この間、私は Tibet関連(TSNJによるPeace Walk)のデモに参加してきました。
そこで偶然お会いしたまたこの方もお坊さんで、少しお話してみると、
その知り合いの坊さんとどうやら同じ宗派の方で、
まぁ顔見知り程度のお知り合いであったということがわかりました。
このPeace Walk に参加されたお坊さんのそのスタンスは、それに参加するようなスタンスの方というわけです。
この方はネットのムーブメントについては、多少情報として知っておられたようですが、
まぁYouTubeやニコ動で上がっている映像について、知っておられたわけではないようです。
とりあえずネットで話題になってるくらいのことは知っておられましたが。
まぁそれぞれに立場もあるし、いえること、できること、考えの相違 もあるでしょうし、
それはもぉ~しょうがないことでもあるのではありますが。
いや、まぁ、なんとなく、その比に、思う所在りな気分なんですよ。個人的にね。
@@私はあらゆる暴力に反対です
2008年5月4日
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